5月の風の便り

爽やかな5月を迎えました。本来なら長期連休でいたる所で賑わっている時期です。生活を一変させた新型コロナウィルスは、430日時点での感染者数11,727(前日比 +140)、新規感染者数216(前日比 -59)、累計感染者数14,088死亡者数415(前日比 +26)、退院者数3,466(前日比 +92)と発表されています。まずは、お亡くなりになった皆様のご冥福を祈りますとおもに、闘病中の皆様の一日でも早い回復をお祈り申し上げます。

日本国内においては、勢いは弱まりつつあるように見える新型コロナウイルスですが、まだ感染拡大の収束が見通せない中で、6日に期限を迎える緊急事態宣言について、全国一律で1か月程度延長する方向で検討していることがわかりました。全国一律の延長が検討されている背景には、引き続き、全国で医療体制がひっ迫していることがあります。政府は、今日1日に専門家会議の意見を聞いた上で対策本部を開き、延長について、まず方向性を示すことを検討した上で、具体的な延長幅や、国民の行動制限をどこまで求めるか、また、学校の再開を部分的にうながすかなど、詳細についてぎりぎりまで検討した上で、4日にも正式に決定する見通しです。

昨年12月に武漢から始まった新型コロナウイルスのワクチン開発にはまだかかるでしょうし、緊急事態宣言解除後の生活も元通りとはいかないはずです。また、自宅待機状態が1か月以上に及ぶことで、過大なストレスにさらされていると思います。このストレスの種類は、おもに感染に対する「恐怖」と先が見えない「不安」といったものです。また、成長期のお子様がいらっしゃるご家庭では、一日の生活のリズムを維持するだけでも大変な苦労をされているのではないかと思います。

また、医療関係の方に伺いますと、緊張状態が続く医療現場の方々の疲労は凄まじく、医師の方の多くが自宅に帰れずに業務を継続されているようです。また、マスクや防護服は不足しており我々の想像を超えるストレスと蓄積疲労は何だかのサポートが必要な事は明らかです。

さて問題は、これからの展開です。世界の緊張状態は次の段階へ向かいます。まずは、経済ですが大恐慌以来の経済恐慌を迎えます。ほとんどの人が経験していない事態と言えます。リーマンショックの時のような展開は期待できそうにありません。秋までに金融危機も併発するかもしれません。

もっと大きな問題があります。これは台湾では報道されていますが、日本で報道されていないニュースで、米国の大西洋空母機動艦隊が太平洋艦隊と合流に向かっているようです。米中戦争は貿易戦争からウィルス戦争そして次の段階へ移ろうとしています。これは第三次世界大戦の勃発する可能性を示唆するものです。もし、両国のTOPが緊急対談をすれば状況は変わるでしょうが、このまま話し合いの場が持たれなければ、最悪の展開になる可能性があるのです。日本のマスメディアには期待できませんので、独自のチャンネルで正しい情報を入手する必要がありそうです。増発するフェイクニュースでもなく、信用できる情報筋を確保しておくことは、生き抜くために最も重要なことかもしれません。

弊社は会員制サイト「マイライフコーチ」で個人の生活を守るための情報を毎週提供しておりますので、法人会員の組織の皆様にはしっかりチェックをしていただきたいと思います。

変化には適応したものだけが生き残ります。それが自然界の法則です。共に生き抜きましょう。

2020年5月1日

株式会社ライフマネジメント研究所

代表 坂田 嘉一

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