12月の風の便り
師走の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
早いもので今年も残り1か月となりました。12月は冬季賞与支給時期ですが、経団連が11月13日に発表した冬のボーナス(賞与・一時金)妥結額の第1回集計では、前年同期比5.79%増の82万2121円(大手企業76社の平均妥結額)となっています。1回目集計としては2年ぶりのプラスで、伸び率は1959年の調査開始後、バブル期の90年(6.15%増)に次ぐ水準。80万円台載せは2年ぶり、5%台の伸び率は2005年以来。今春の労使交渉の結果を反映したもので、昨年末に発足した安倍晋三政権のアベノミクスによる円安株高の進展も寄与したようです。
リーマン・ショック以降、下落が続いてきた冬の賞与が増加に転じれば、個人消費にも好影響が期待できそうです。但し今回は「大企業が中心の賞与増になる」とみており、今後、中小企業に波及するかが焦点です。さらには2014年の春闘で、ベースアップ(ベア)を実施する企業が増えるかも注目です。
また、国・地方を合わせた公務員の賞与支給額は4・1%減と予測されており、国家公務員については特例法による給与削減が決まっており、地方自治体も減額の方向になっています。
一方で、物価上昇の足音が聞こえています。10月よりパソコンが大幅に値上がりしています。平均14%の値上げとのことです。電気代は10%、ガソリンは7%、ティッシュペーパーは5%程度の値上げです。いよいよ来年はインフレが本格化するかもしれません。賃金の上昇を上回る物価上昇となる可能性は高く楽観するのは時期尚早といえるでしょう。
<お知らせ>
① ホームページリニューアル・・・来年度の各種サービスについて弊社ホームページに掲載を始めています。弊社は現在、新しいサイトの立ち上げを準備中。最近はビデオの制作行っています。
② セミナー募集について・・・1月末で来年開催セミナーの第一次の募集は終了させていただきます。第一次募集でお申込みいただいた企業様の日程は最優先して確保させていただきます。2月以降のお申し込みは事前に候補日についてお問合せをいただきますようお願いいたします。また、各種制作物ならびに弊社の新しいサイトのご利用などにつきましては弊社HPよりお問い合わせください。
今年の冬は寒さ厳しい冬になりそうです。皆様お体ご自愛ください。「温かい心」で新年を迎えましょう。
代表取締役
坂田 嘉一



















