5月の風の便り
アメリカも新しい風が吹いている
テスラという会社をご存じでしょうか?日本では目にすることが少ないので知らない方も多かもしれません。テスラは新しい電気&自動運転自動車のベンチャ―企業。但し、ただのベンチャーではない。
テスラ(英: Tesla, Inc)は、アメリカ合衆国のシリコンバレーを拠点に、バッテリー式電気自動車と電気自動車関連商品を開発・製造・販売している自動車会社。本社所在地はカリフォルニア州パロアルトであり、社名は電気技師であり物理学者であるニコラ・テスラにちなむ2003年創業の若い会社。
なんと、この若い会社テスラ(Tesla)が4月10日、時価総額でゼネラル・モーターズ(GM)を抜き、同国自動車メーカー1位に躍り出たという。テスラ株は同日、投資銀行パイパー・ジャフレー(Piper Jaffray)が出した報告書で同社に肯定的な分析を提示したことを受けて急伸。グリニッジ標準時(GMT)午後5時20分(日本時間11日午前2時20分)ごろには3.0%増の311ドル74セントとなり、時価総額は514億3000万ドル(約5兆7000億円)と、GMを10億ドル(約1110億円)以上上回った。
ただこの快挙は株価評価のみに関わるもので、売上高と現実界での業績に関しては全く異なる構図となる。テスラの昨年の販売台数は8万4000台で、売上高は70億ドル(約7770億円)。これに対しGMは、販売台数は1000万台、売上高は1660億ドル(約18兆4200億円)を上げている。
中国のモーターショウでも明らかなことは電気自動車が次世代を担うこと。
電気自動車や自動運転の普及が進む中、シリコンバレーは将来的に少なくともデトロイト(Detroit)に比肩する自動車業界のキープレイヤーに成長し得ると予想されており、テスラは金融証券市場で広まる同社の高い将来性への期待から恩恵を受けている。
日本にも近いうちにテスラ旋風が吹き荒れるだろう。なんといってもかっこいい!斬新で環境にやさしくて、決して手の届かない値段ではない。400万円くらいから手に入るのだ。価格競争力もある。間違いなく、2020年の東京オリンピックで都内を走っていることになる。
日本メーカーもうかうかしていられない。
テスラジャパン
https://www.tesla.com/jp/