10月の風の便り
すっかり秋になり、 「実りの季節」を迎えました。
私はこの時期が一年で一番好きです。特に、秋の夕日を見ると何とも言えない気分になれます。
人生も季節と同様です。 「豊かな実り」を得るには、まずは「収穫のために種」をまかなければなりません。
いや、その前にやるべきことがあります。
最初に、「何の種を蒔くか」を決めます。あなたにとっての「実り」とは何を意味するのでしょうか?
柿の種からは桃の実は収穫できません。
つまり人生も「何を手に入れたいかを決めることが最初の第一歩」ということです。
それが決まれば、種を蒔く時期も決まります。つまり「タイミング」です。
人生もこのタイミングがとても大切だと思います。時期を外すと、大きな実りを得ることはできないからです。
種を蒔く前には「豊かな土壌」を準備します。
畑も雑草を取り除き、土壌を整えてやらなければ植物は十分に育たないからです。
これは人生にも「ふさわしい環境」が必要であることを意味します。例えば「誰と組むか」など。
そして、種を蒔いたら、ただ実るのを待っていてはいけません。日々「観察」しなければなりません。
もしも雨が少なければ「水をまく」など大切に育ててやらなければなりません。
また、ほっておくと雑草が生えるため、定期的に「雑草を取り除いて」やらなければなりません。
人生の雑草とは何でしょうか?
それは「雑念」と表現するといいかもしれません。
「純粋な思い」や「情熱」を阻害するものともいえるでしょう。
例えば、「自分の夢」を否定的に発言するような存在があれば、友人といえども付き合いを考えるべきでしょう。
実りを邪魔する者でもあるので、駆除しなければなりません。
そのためには、「初心を常に忘れない事」。常に「何の種を蒔いたのか」を意識することが重要です。
こうして育てた果実は、秋(実りの時期)に大きな実を結び、我々はその果実を思う存分味わえるのです。
私は、秋の季節が大好きです。
私だけでなく多くの人がそう感じる理由なのではないでしょうか?
秋の次には冬の季節を迎えます。
「冬」については冬を迎えるころに、「人生の冬の過ごし方」についても述べてみようと思います。
まずは、秋の味覚を思う存分楽しみましょう。