11月の風の便り

11月になりました。今年も残すところ2か月になりました。新型コロナの感染拡大が始まったのが2019年の今頃でしたので、ちょうどコロナ騒動がまる2年経過していることになります。

日本では緊急事態宣言も解除となり、新型コロナの感染拡大が一瞬収まったように思われますが、ロシアで感染が再拡大と日本でも冬を迎え第6波が懸念されており、世界的に見れば収束までにはまだかなりの時間がかかると思われます。

昨年の同時期は米国の大統領選挙で有利と言われていたトランプ氏がバイデン氏に敗北するというショッキングな出来事が遠い昔のように感じられるのは気のせいでしょうか?

今年は日本でも衆議院選挙が行われ、結果は11月1日午前5時の時点で自民党は261議席を獲得し、過半数である233議席を単独で上回りました。また、「絶対安定多数」の261議席を確保。これにより、衆議院に置かれる常任委員会すべてで委員長を出した上で過半数の委員を確保できるため、国会の安定的な運営が可能となりました。また野党では、日本維新の会が公示前の3倍を超える41議席と大躍進しました。自民・公明の与党に維新を加えると憲法改正の発議に必要で、全議席の3分の2にあたる310を上回っています。また、立憲民主党はこれまでに96議席、共産党は10議席を獲得しました。

さて、ここから来年度の予算が年末にかけ決まっていきます。厳しい財政の中で、コロナ対策に経済対策、人口問題、環境問題など問題は山積しています。選挙が新しい時代のスタートであることを期待しながらしっかりチェックしていきましょう。

アフタコロナまではかなり時間がかかると思います。今年は「光の兆し今だ遠し・・・」という言葉がぴったりの一年となっています。

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