12月の風の便り
今年もあと一か月となりました。
少し振り返ると「大変な一年だったなあ・・・」と思います。
今年2016年は、年初から雲行きの怪しい雰囲気でした。
株式市場がリーマンショックの年と同じような動きをしました。年初来6日続落で始まったのです。
■国内
国内では、4月には熊本地震があり、その後も全国で地震が続いています。
夏の都知事選挙以降は「豊洲問題やオリンピック会場の迷走」など、旧体質とも思われる「責任者不在」の慣習の弊害を目にしました。同時に、「新しいリーダシップの必要性」を感じるシーンが多かったように思います。
■海外
海外に目を向けると、明るい話題は夏のリオ五輪ぐらいでした。3月のベルギーテロ、6月の英国のEU離脱、そして11月の米国大統領選挙でトランプ氏が勝利などジェットコースターのような出来事が続きました。
特に「EU離脱とトランプ氏の勝利」はマスコミの予測が当たらなくなった象徴的な出来事です。この現象の意味は、新聞・TVなどの古いマス媒体からスマホを介したインターネット経由の新しい情報媒体中心に情報網が変わったように感じます。
そして、働き方も変革を求められ始めています。あまり報道されませんでしたが「人工知能」がすごい勢いで進歩しているようです。
今、我々の働き方も変革を求められようとしています。この5年ぐらいで一気に「働く環境」が変わるように思います。
■2017年はどんな年になるのでしょうか?
私の周りのブレーンの方たちは、「来年は経済の冬の時代が来る」と予想している方が、とても多いのが気になります。
「大きな時代の変化の波」に飲み込まれないためには「自分自身の軸」をしっかり持つことが大切です。
年末は「自分自身の軸がブレていないか?」確認しながら、新しい年を迎えたいと思います。