2月の風の便り

今日から2月です。米国大統領も無事?バイデン氏が就任しました。ただし、世界のリーダーとしては、その力量には疑問があります。何よりも年齢的に任期中に80歳を迎えるということで、激務をこなせないのではないかと心配になります。パンデミックの渦中で、どんな手腕を発揮してくれるか注目しましょう。

さて、話は変わりますが、2月と言えば節分。節分(せつぶん、せちぶん)は、雑節の一つで、季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季ける」ことも意味しています。今年は節分の日は2月3日ではなく2月2日だそうですが、いったい、なぜ早まっているのでしょうか?

「一太陽年」といって、太陽の周りを1年かけて地球が1周しますが、実際には半端な数字が付いていて、365.2422日。365.2422日…?実は、地球は太陽の周りを1周するのに、365日よりも長くかかっているといいます。これは時間にするとおよそプラス5時間49分。「1太陽年」が365.25日であれば、4年に1度、366日となる「うるう年」を入れるだけでズレを修正できるはずです。しかし実際は「2422」という半端な数字のため、「うるう年」だけではズレが解消できません。そのズレが積もっていった結果、節分の日が2月3日の前後に変わることが起きてくるといいます。節分が2月2日になるのは明治30年、1897年以来、実に124年ぶりの出来事!

一生に一回出くわすかどうかの希少な出来事なので、ことしは間違わないで明日2月2日に豆まきを忘れないようにしましょう。「鬼は外、福は内」!

2021年2月1日

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