2月の風の便り
2024年は元旦に大きな地震でスタートするという大変な年になりました。
元旦の能登半島地震では多くの方が被災され日常が戻るまでに相当の時間がかかると思われます。2日には羽田空港での衝突事故。さらには昨年末からの「政治と金」問題から派閥政治の終焉が近づいています。昨年の旧ジャニー問題から注目されている芸能界の性加害問題は1月にも発覚しました。次から次に新たな社会問題が露呈し、人間の倫理観もかなり荒んでいるのではないかと思います。
こういった動きをみると、我々には「精神の浄化」が必要なのだと思います。他人事ではなく、出来事の発するメッセージに耳を傾けるべきだと思うのです。
先日7年振りに東京で知人に会いましたが、アジアで学校を建てるNPOを立ち上げたと聞きました。第一線で活躍していた人が人生のステージを世界に向けて動きだしているのです。「自分もこのままでいいのだろうか?」とふと思った次第です。
その翌日には旧知の友人がスマホを外国人の窃盗グループに盗まれたのですが、わずか2時間ほどでアプリなどのセキュリティーが突破されたそうです。高度な犯罪組織が日本にも潜入しているのです。明日は我が身かもしれません。「しっかりと自分の足元を見なさい」というメッセージのように感じました。
さて、2月は一年間で最も寒い季節ですが、春も近づく季節でもあります。2024年はやはり激動の年になりそうです。自分を見失わないように、しっかりを前を向いて歩みましょう。歩くときは、スマホを見ながら歩くのは控えましょう。目の前の大切なものを見失っているかもしれません。
春はすぐそこまで来ています。凍えてばかりいないで、日の光を浴びて春の到来を待ちましょう。
代表 坂田 嘉一