6月の風の便り

2019年11月に中国武漢で始まった、新型コロナウィルス感染拡大は、緊急事態宣言も解除され、日本では勢いは弱まりつつあるものの、アフリカや南米などでは拡大期にあります。国内の生活が平常時に戻ろうとしていますが、完全終息にはまだ程遠い状況であることに変わりありません。

■アフタコロナで何が起きる?

日本では主要なマスメディアが報道していないことで、幾つか気になる情報があります。

その一つが、この数カ月のコロナ騒動の中で中国政府は何を行っているかです。一番気になることは軍事情報です。尖閣諸島での日本空軍のスクランブル出動は3月以降近年最多回数を更新しています。また、米軍は台湾近海に空母をシフトしています。つまり、戦闘態勢が整いつつあるのではないかということです。7月に予定していた米国でのG7はドイツの不参加表明で9月に延期されたようですが、ロシアと韓国、オーストラリア、インドの招待も計画していると表明しても中国は呼ばれていません。米中の緊張状態はより緊迫しています。

もう一つは、5G戦争です。コロナ騒動の最中に、今年注目だったはずの「5Gの覇権争い」は中国有利に進んでいます。理由は、米国はじめとした先進国はコロナ騒動でアンテナの設置などのインフラの整備が大幅に遅れているからです。

さらには、経済に目を向けると、世界中で「コロナ対策の臨時予算で戦後最大のばら撒き合戦」をしています。しかし、その効果は疑問です。長引くコロナの影響で、経済の復興にはかなり時間がかかりそうです。2020年の世界経済は歴史的なマイナス成長を記録するのではないでしょうか。もしそうだとすれば経済危機は夏以降にさらに深刻になるのではないでしょうか。金融崩壊もうわさされています。

■主犯格は別にいる?

ここにきて、もっともきな臭い話が、「コロナの主犯格はだれか?」という話です。一時期、「これは生物テロで、武漢=中国政府が犯人だ」と言われていましたが、結局は決定的な証拠もなく、中国よりも早くブラジルで発生していたという情報もあり、発祥地不明になろうとしています。

また、中国では「国民の行動をスマホなどで監視するシステム」を完成しようとしているようです。これは、完全管理社会の台頭を意味しており、決して受け入れることはできません。一方、新しいワクチン開発も進んでいるようですが、その中に「ミクロサイズのチップを体に埋め込もう」というアイデアがあるようです。これは、マイクロソフト創業者のビルゲイツ氏の発案だということですが、このチップに「本人の認証や病歴やワクチン接種歴さらにはあらゆる個人情報が管理できる機能」を持たせることが可能だそうです。すでに試験的にスウェーデンなどで導入されていることは日本でも報道されています。

これが実用化すれば個人の金融資産などもデータ管理できますので、財布はいらないことになります。このような未来映画さながらの事が、身近にせまっているかもしれません。これらは、テレビではほとんど報道されない情報ですので、びっくりされているかもしれません。しかし、テクノロジーはそこまで進化してきているのは事実です。問題は、本当にそのような便利?で監視される社会が来るのか、いや来てもいいのかということです。一部の支配階級が世界中の市民を管理する社会は近未来映画ではよく描かれているだけに、現実化する可能性はあると思います。

■未来を占う?

常に事件の背後には、何だかの意図が働いています。コロナ騒動も、この事件で誰が得をするでしょうか?「お金の流れを追えば必ず、企てた組織や人物にたどり着く」はずです。

今回、名前が挙がっているビル・ゲイツ氏は世界的な大富豪で様々な財団で活動をしています。今回のコロナ対策に、3月にWHOなどへ100億円以上を出資していることはすでに報道されています。残念ながら、ゲイツ氏が主犯格かどうかは真実は定かではありません。

現在の通貨に替わる、新しい世界統一通貨として、新しい電子通貨が誕生するのではないかという識者もいます。これは「新たな秩序で支配される社会=New World Order」の到来を意味することになります。いずれにせよ、世界は大きく変わろうとしているようです。これから10年で世界はどんな方向へ進むのでしょうか?我々が、新しい秩序を求め始めているのでしょうか?そこまで、人類は進化を求められているのでしょうか?

今一度、原点に立ち返り「我々は何のために生きているのか」、「生きるとはどういうことなのか」を個々人も考えなければいけないのかもしれません。

Life Management Lab. All Rights Reserved.