3月の風の便り

春は出会いと別れの季節

 

別れや、また久し振りの再会があったりもします

偶然の再会のシーンなどに出くわす時に、人の縁を感じます

 

プロ野球選手の黒田博樹投手が

大リーグの名門ヤンキースから古巣広島カープに凱旋しました

驚ろかされたのは、彼が「20億円以上のオファーを蹴った」ことです

 

皆さんの目にはどう映りましたか?

 

プロであれば、スポーツに関わらず自分を最高に評価してくれる組織で

能力を最大限に発揮することは当たり前のことです

しかし、彼はそうしませんでした

 

 

インタビューでの言葉から

黒田選手なりの人生のストーリーがあるのだと思いました

 

黒田選手は今でこそ一流の投手のイメージがありますが

彼のこれまでの生い立ちはそうではないようです

 

プロ野球選手を父に持つ彼は

野球の名門、大阪の上宮高校に行くも

高3の時点でも三番手の補欠投手だったそうです

その後も野球を続け専修大で投手として頭角を現し始めたころ

広島カープのスカウトの目に留まります

そして逆指名という形でドラフト2位で広島に入団します

 

一年目から6勝を挙げ活躍しますが

注目されたのは同期でドラフト一位で入団し12勝を挙げ

新人王を取った潮崎投手でした

 

この時点でも、まだ一流の仲間入りをしていません

その後スランプもあり

2軍の試合でも成果が出ない時期があったようです

ある試合で、10点を失い敗戦投手になりますが

最後まで交代させなかった監督に恩を感じ、さらに努力を続けます

 

おそらく黒田選手はどんな時も腐らず黙々と人並み以上の努力を続けたのでしょう

 

そうです、黒田選手もやはり一流の努力の人であり

その結果、偉大な投手のオーラを身に着けるに至ったのでしょう

(サッカーで日本代表の長友選手と似ていますね)

 

エリートコースを歩む人生もありますが

ビジネスマンの世界にも同じようなことは多く存在します

 

努力がいつでも実り評価されるとは限りません

大切なことは

自分を信じ、実直にその努力を続けることです

そして自分の人生のストーリーを作りあげていくのです

 

もし、あなたの人生のストーリーに題名をつけるとしたら

何とつけますか?

自分自身の人生のストーリーを描きましょう

Life Management Lab. All Rights Reserved.