4月の風の便り

新しい期に入り、今日から心機一転といった方が多いと思います。

今日の早朝ついにエンゼルスの大谷翔平(23)がメジャー初先発を飾りました。

現地4月1日(日本時間2日)、敵地オークランドでのアスレチックス戦に先発して6回3安打3失点と好投し、チームは7―4で逃げ切り勝利。メジャー初登板初先発初勝利を挙げています。先週末にNHKでも大谷投手の特殊性について特番が放送されており改めて、彼の持つ非凡性に驚きました。

記録専門会社スタッツによると、開幕戦に野手で先発出場した選手が開幕から10試合以内に投手でも先発登板したのは、1919年のレッドソックス時代のベーブ・ルース以来99年ぶりとなる。実に米国でも100年ぶりの快挙となり、歴史に名を刻んだことになります。

44歳でメジャー開幕先発を果たしたイチロー選手の活躍と、二刀流という不可能に挑戦しる大谷選手のメジャーデビューのコントラストがなんとも言えない輝きを見せてくれています。イチロー選手も「50歳現役は最低目標・・・」と述べるなど、二人は常識をはるかに超えたレベルで物事を考えていることが分かります。

この二人の共通点があるとすれば「何よりも野球が純粋に大好き」だということではないでしょうか?「好きは最強」なのです。

日本のプロ野球の歴史に名を残したイチローの活躍で、ファンの誰もが日本人初の野手のメジャーリーガーとして、最高峰のステージで安打を積み重ね、次の塁を狙い、レーザービームをする姿が見たくなったのと同様に、大谷選手にしてもメジャーの強打者相手に165キロの速球で三振を奪い、豪腕投手からホームランを打って欲しいと考えているでしょう。

投打の両方でそう思わせるほどのポテンシャルがある世界最高峰のプレーヤーですから、挑戦する前からどちらかに絞るなんて言わないで、この選手の可能性に期待しましょう。

メジャーでも二刀流を追求する姿を見たいし、50歳現役に挑戦するイチロー選手の姿も見たいと思います。そして、その姿で世界中で野球をしている子供たちに大きな夢を与えて欲しいと思います。

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