4月の風の便り

4月になり各地で桜満開の季節を迎えました。我々はコロナ感染拡大から3度目の春を迎えていますが、学生が春休みに入ったこともあり、感染再拡大がまた起きているようです。

今月は新社会人を迎える企業も多いと思いますが、新人研修は、リモートから集合研修へ切り替える企業も出てきているようです。コロナ対策にある程度免疫が出来てきたことと、何より「学生から社会人への意識転換」が最大の目的である新人研修はリアルセミナーが効果も期待できるからでしょう。

一方で、2月24日のロシアのウクライナ侵攻から1か月以上が経過しています。既に首都キエフはロシア軍による破壊が進んでいます。この戦争が欧州全土に広がるのか、収束していくのかが見通せない状況です。そして、この影響で昨年から進んで切るインフレが加速しようとしています。インフレトレンドであった世界経済はインフレの加速により賃金が物価上昇に追いつけなくなる「スタグフレーション」に発展する可能性が高くなりました。

2022年はロシア次第ですが、この騒動が日本の北方領土問題や台湾問題へと発展し、第三次世界戦争への扉を開くことになれば人類史上最も愚かな出来事として記録されることになります。地球は小さな星です、地球はつなげっているのです。放射能は多くの地域に広がるのです。「ガイヤ」という思想と「神への畏敬の念」を心にとめてほしいと思います。世界中のリーダーに「地球人」としての役割を忘れないでほしいと思います。

満開の桜を眼前に「地球人としての誇り」を忘れてはいけない。そんな春を迎えています。

 

令和4年4月