6月の風の便り

長岡三重子さんをご存知でしょうか?

 御年100歳のスーパーおばあちゃんです。

 今年4月に愛媛県松山市で日本マスターズ水泳協会の競技会で今年101歳の長岡三重子(Mieko Nagaoka)さんは1500メートルを自由形で泳ぎ切り、100歳以上による1500メートル完泳の世界初記録を樹立しました。

驚くのは長岡さんが水泳を始めたのは80歳になってからだそうです

そんな長岡三重子さんのプロフィールと水泳記録や長寿の秘密を紹介します!

 

■長岡三重子さんのプロフィール

1914年(大正3年)生まれ

 山口県周南市出身

 徳山女学校卒

 座右の銘は「為せば成る」

 1938年、山口県田布施町の長岡家に嫁ぐ

 1968年、夫の没後、53歳で卸問屋を継ぎ、約40年間暖簾を守り続けました

 長岡三重子さんの夫は長岡さんが53歳の時に病気で他界された悲しみを和らげてくれたのが、

 55歳から始めた「能」だったのですが、80歳の時に膝を痛めてしました

 大好きな能を再びやりたい為に始めたのが水泳だったわけです

チャレンジしてみたら、思ったよりも面白かった・・・そうです

 そして現在、実に26種目で世界記録を保持していらっしゃいます

 

 ■長岡三重子さんの水泳記録

長岡さんは、80歳で水泳を習い始めて、背泳ぎで25メートル泳げるようになるまで1年もかかっています

つまり最初から水泳の才能があったわけではありません

 まずは85歳でマスターズ水泳大会で日本新記録を樹立

87歳から世界大会に出場(2年に1度)

 89歳で銀メダル3個獲得

 長岡三重子さんの凄いところは、ココからで「銀メダルじゃ悔しい、 金メダルを取りたい」と新たな目標を設定

 90歳からコーチを付けて個人指導を受るようになります

 コーチの指導受け、自己流の泳ぎを矯正した長岡三重子さんは94歳で、200メートル背泳ぎで自身初となる世界記録を樹立しました

 ここからは、長岡三重子さんは大会出場の度、記録を更新してきました。

 

 ■長岡三重子さんの強さの秘密!

長岡三重子さんは、日常の掃除などを自分で行い、好きなモノを好きなだけ食べることが健康の秘訣だと語っています

TVで拝見しましたが、朝からけっこう大食でお肉を召し上がっていました

専門家によると「年をとってもタンパク質を摂っていることが、健康で長生きする秘訣だ」と指摘しています

 

■長岡さんはインタビューでもこう語っています

 「目標がある事が大事」

 「苦は楽のため。つらいのは良い薬。楽ばかりしていると、ろくなことはないです」

 「幸福感があるから長生きできる。達成する場面を持つといいですよ」

 「自分の世界記録の更新」を目標に、現在も13時間の練習を週に3回もこなしているのだそうです。

 

長岡さんの人生を拝見していると「人生は自分次第なんだ」と思い知らされます!

 私が会いたいと思っている方の一人です

 

 

 

 

坂田 貴和

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